裁量労働制についての雑論

ツイッター見たらとても空中戦的な発言が多かったので少し書いてみる。このポストは、国会で審議中のいかなる法案についての賛否を示すものではない

今回の議論は、働き方のひとつのトランスフォーメーションだなと捉えている。

まず、物事に大体前提というものがありまして。裁量労働制については、成果主義という考え方を前提にしなければならない。

成果主義というのは、働いた時間ではなく、その生み出した成果(outputではなくoutcome)に対して評価をしましょう、という考え方。

これをとるにあたって、時間労働と大きく変えなければならないのは、マネジメントのやり方。いわゆる、コマンドコントロール(細かく指示を出す)やり方ではなく、出すべき成果を決めてそこに向かって導くやり方に変えなければならない。ここ最近流通してきた、「サーバントリーダーシップ」というのは、後者のやり方を進めるときに使う。

ここまで書いて分かるだろうけど、このやり方は適用できるところと、できないところがある。一般的に工場のような働き方では難しく、知識労働のような働き方では有効とされる。

でも、工場労働はロボット化も近い。

裁量労働制は、マネジメントの方法が変わるので、マネジメント側に大きな適応が求められ、移行におけるイニシャルコストは決して低くないので、そこをすっ飛ばすと、ツイートで散見されるような違法労働の温床になりかねない。一番大変なのは、大きい会社で「中間管理職」と言われる人たちだと思う。

働き方改革は「みんなで早く帰ろう」という取り組みではなく、働き方の選択肢を増やすことで、少子化が進む日本で労働人口をなんとか維持しようとする試みでもある(大義は)。

状況やWhyを踏まえて議論できるといいですね。Twitterでも。

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